ビスケットめがねノート登場!

ビスケットめがねノート
ビスケットが大好きなICT支援員のめがねさん。眼鏡をかけているから、というより、ビスケットの話ばかりするので「めがねさん」と呼ばれています。今日は、先生にビスケットの新しい教材の説明をしに来ました。

めがねさん

先生、先生。ビスケットで学校向けに新しい教材が出たんですよ。今回のはワークノートです。

先生

ワークノート?紙のノートってこと?ビスケットはタブレット教材だよね。

めがねさん

はい。ビスケットの使い方はこれまで動画があったり、本が2冊出ているくらいですけど。

先生

ビスケットくらい簡単だったら、教えるのも簡単だよ。

めがねさん

「ビスケットめがねノート」っていうんです。

先生

うわぁ。デザインがビスケットらしいね。

めがねさん

そうなんです。8ページあります。中身は、めがねクイズやプログラム設計図などがあるんですが、めがねクイズは、このようにメガネの部分が空欄で、問題になっています。

先生

ああ、このメガネの丸の中に自分で絵を書くんだね。なるほど。

めがねさん

そうです。例えばここでは、イカが上に動くようにするためのメガネを作るために、左の丸の下の方と右の丸の上の方にイカを描けばいいんです。

めがねさん

ビスケットって簡単に絵が動くのが素晴らしいんですが、その分、あまり考えないで適当に操作してても、偶然できてしまうことがあるんです。理解して作ったのか偶然できたのかが分からないことが欠点だったんです。きちんと理解せずに先に進むと、プログラムを積み重ねて複雑なものを作ろうとした時に困りますよね。

先生

そう。そこは僕も気になっていたんだ。こうやって意識的に書かせるのは、基本をしっかり理解する上で大事かもしれないね。

めがねさん

ワークノートの問題に対応したビスケットのデータが用意されています。自分でビスケット上で動きを確認した上で、そのメガネをこの「めがねノート」に書き写して使う感じですね。ビスケットが分かっている子には簡単な問題ですが、しっかりと押さえておきたい基本的なことが並んでいます。

先生

最後は「かぜがうつる」なんだ。これは初めての子には結構難しいよ。僕は教えられるかなぁ。

めがねさん

それは安心してください。この問題に対応するビスケットの環境は、これです。
ワークノートに対応したビスケットの制作環境。この環境でメガネをつかって動かしてみて、ワークノートの課題に挑戦する。全部で11ページあり、ビスケットの基本が学べる内容となっている。みんなで海の世界を作るビスケットランドも用意されている。

先生

すでに絵が用意されていて、ステージにも絵が並んでいるんだね。

めがねさん

そうなんです。ビスケットは絵を自由に描けるのが特徴ですが、まずは用意された絵を使って、メガネの基本的な使い方をしっかり学ぶのです。

先生

なるほど。大事なことはメガネの作り方ってことだね。

めがねさん

はい。先生向けのページがあって、進め方やどのように声をかけたら良いのかが、解説されています。正解に辿り着く速さではなく、試行錯誤の中から正解を自分で発見することを重視しています。

先生

それはどういうこと?

めがねさん

プログラミングに限らず、コンピュータ全体に言えるのですが、やり方を一つずつ覚えていたらキリがないですよね。基本的なことができたら、あとは自分が知っているやり方を組み合わせて、できることを広げていきます。

先生

それはそうだね。撮った写真をツールで加工してメールに添付して送る、とか。組み合わせの作業だ。

めがねさん

ビスケットって、自分で組み合わせを工夫する、というコンピュータに向き合う態度のトレーニングでもあるんですね。

先生

なるほど、それは初耳です!

めがねさん

どうして子供たちがビスケットに夢中になるのか、というと、組み合わせるとできることがどんどん広がってゆく感じに触れたからなんです。

先生

いつもすぐ飽きてしまう子でも、夢中になったらすごい集中力だよね。

めがねさん

そんなノウハウが、先生向けページに細かく書かれていますよ。

先生

それは授業が楽しみになってきたぞ。

先生

あれ、これはみたことがないなぁ。「夜だけうごく」ってビスケットってこんなことできたっけ。

めがねさん

これが今回新しくビスケットに拡張された部分なんですよ。今までの「画面をタッチしたら」という記号と同じ感じなんですが、ビスケット全体に「明るい時」「暗い時」といった状態が入ったんです。この状態は背景の色とも連動しています。この問題に対応しているのはこの画面です。

先生

あれ、背景色が勝手に変わったよ。

めがねさん

昼と夜が一定時間で切り替わります。背景と同じ色のマークが用意されていて、このマークをメガネの左側に入れると、「昼だけ」「夜だけ」という動きになります。

先生

なるほど。これは「夜だけ」というマークだね。それでコウモリが夜だけ動くというプログラムになるのか。

めがねさん

昼と夜のマークがなければ、昼夜関係なく動きますし、マークをいれて夜だけ有効にもできます。

先生

これは応用が広そうだね。

めがねさん

この機能は、新しいビスケットのもう一つの特徴であるセンサープログラミングにも関係するんですが、それはこのノートが届いてから説明しますね。

先生

えっ。もう購入前提で話が進んでいるの!教材の候補に入れておくよ。

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